前回のメモリ増設に続いてSSDの換装をしていきます。
メモリと違ってSSDは1つしか挿さらないので増設ではなく換装(交換)します。
必要な物
- SSD
- USBメモリ
- プラスドライバ(PH2)
SSD
まずはPCがどんなSSDに対応しているか確認しましょう。
SSDの規格を確認する
SSDの規格はたくさんあり、結構複雑です。
しっかり確認してから購入するようにしましょう。
ThinkCentre M75qの場合はNVMe M.2 2280という規格に対応しています。
この場合、同じM.2でもM.2 SATAだと端子の切り掛けが異なり挿さりません。
また、2280は長さを示しており2260や2242というサイズもあるので注意しましょう。
容量を検討する
SSDはHDDに比べるとまだまだ高価です。特に1TB以上になると結構なお値段になります。
利用用途と予算に応じて検討しましょう。
私の場合500GBくらいあればとりあえずいいかな。という感じで今回こちらを購入しました。
WD GreenシリーズはWDの中で廉価モデルの位置付けで安いのが売りです。
速度も最低限を満たしていそうだし、すぐ壊れたりはしないだろうと踏んでこちらにしました。
USBメモリ(メーカーの相性に注意!)
SSDを換装するということは、Windowsを新しいSSDにインストールする必要があります。
再インストールするためにはWindows上で「回復ドライブ」を作成しなければいけません。その際に必要になるのが、USBメモリです。
容量は32GBあればOKです。使っていないUSBメモリがあれば流用可能ですが、保存しているデータは全て消去されてしまいますのでご注意ください。
USBメモリなんて持ってない!という方も数百円で購入できます。
「ThinkCentre m75q tiny Gen2」ではBIOS上でバッファロー製のUSBメモリが認識せず起動ディクスとして動作しませんでした。USBメモリの相性なんて考えたこともなかったので気づくのに1時間分くらいかかってしまいました。。
キングストン製のUSBメモリで回復ドライブを再度作成して試したところ正常に認識しました。
Windowsの回復ドライブを作成する
USBメモリが準備できたら、回復ドライブを作成します。
作成方法は下記の記事をご参照ください。
プラスドライバ
メモリ増設での説明と重複しますが、PCを開けるのに必要なドライバーを確認して、用意しましょう。
SSD換装
PCの外装を外す
外装の外し方はこちらをご参照ください。
SSDを抜く
今刺さっているSSDを抜きましょう。
写真の赤枠内にある青いピンを真上に引っ張ります。(ピントが合ってなくてすみません。。)
結構長いピンなのでゆっくり優しく抜きましょう。
外れると下の画像のようにSSDが浮き上がるのでそのまま抜きましょう。
この時の角度をなんとなく覚えておくと挿す時に楽になります。
SSDを挿す
今度はSSDを挿します。
挿す時の角度はこんな感じです。抜いた時と同じくらいの角度で差し込むとサクッと挿さります。
端子が隠れるまで挿さっていることを確認しましょう。
あとはSSDを抑えるように青いピンを刺して完了です。
ピンをしっかりさしたらPCの外装とネジを元に戻しましょう。
BIOSの設定を変更する
USBメモリを挿してPCの電源を入れましょう。
電源を入れた後すぐにF12を連打して、BIOS画面を開きます。
起動ディスクの設定で先頭がリムーバブルディスクになっていることを確認しましょう。
なっていない場合は順番を入れ替えてリムーバブルディスク、SSDの順番になるようにしましょう。
設定を保存すると再起動します。
OSの再インストール
USBメモリからの起動に成功するとWindowsのインストール画面になりますのでウィザードに沿ってWindowsをインストールすれば完了です。
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