スマートホーム化を進める中で、ドアや窓の開閉を検知するセンサーは重要な存在です。今回は、AppleのHomeKitに対応し、Thread通信で高速な反応が魅力の「Onvis 開閉センサー CT3」を実際に使ってみたレビューをお届けします!
Onvisとは?
調べてみてもよくわからなかったのですが、AIに聞いたところ中国のスマートホーム機器メーカーのようです。
情報が少なめな点は不安かもしれませんが、製品の完成度は意外と高めです。
Onvis 開閉センサー CT3の特徴
HomeKit専用でスムーズ連携
このセンサーはApple HomeKit専用なので、iPhoneやiPadの「ホーム」アプリに簡単に登録可能。
専用アプリを使わずとも、iOS標準の操作環境で使えるのが大きな魅力です。
Thread通信に対応(※Matter非対応)
Thread通信に対応しており、Bluetoothよりもステータス反映が圧倒的に高速。
開閉の反応は1秒未満で、非常に快適な使用感があります。
ただし、Matterには非対応なので、将来的な汎用性を重視する人は注意が必要です。
製品本体・外観について
- 本体正面には、初期状態で登録用のHomeKit QRコードがでかでかと貼られていて、かなり目立ちます。
- 全体のデザインはシンプルで悪くありませんが、SwitchBotの開閉センサーと比べると質感はややチープな印象。
- 付属品
- おそらくマグネット側の高さを調節するための部品が5つ
- 貼り直し用の両面テープ
- リセット用のピン
- 多言語版説明書とHomeKit登録用のQRコード(本体に貼られているものと同じ)
- 日本語翻訳版の説明書
使用電池:CR2450
- CR2450というボタン電池を使用
- 一般的な家電量販店では購入可能ですが、100円ショップ(ダイソーなど)では手に入りにくいのがデメリット。
専用アプリ・アカウント不要
初期設定時もアプリのダウンロードは不要で、アカウント登録も不要。
ただし、Onvisの公式アプリを使えばファームウェアアップデートなども可能なようです。
すでに最新ファームウェアだったので、Apple Homeからもアップデートできるのかは確認できませんでした。
私はとりあえずアプリを削除しました。
実際の画面ではこんなふうに見えます。Apple Homeアプリからバッテリー残量やファームウェアのバージョンもチェック可能。
実際の設置と使用例
- 私はエアコンのオンオフ検知のために設置。
センサーがドアや窓だけでなく、家電のカバー開閉検知などにも応用できるのが便利。
- 設置後、Apple Homeアプリ上でのステータス変化はほぼリアルタイムで、体感的に1秒未満。Threadの恩恵を感じられます。
このくらい離れるだけで開いたと判定されました。
ちなみに。。
QRコードのシールが目立ちすぎるので、本体を開けた裏側に貼り替えました。
総評:コスパ重視のHomeKitユーザーにおすすめ!
Onvis 開閉センサー ドアセンサーは、以下のような方に特におすすめです:
- Apple HomeKitで統一したスマートホーム環境を構築している人
- 反応速度を重視する人(Thread通信対応)
- 謎メーカーのアプリやアカウント作成が不安な人
一方で、以下の点には注意が必要です:
- 見た目や質感にこだわる人には不向きかも
- CR2450電池の入手性に少し難あり
- Matter非対応のため、将来的な互換性はやや限定的
価格帯を考えれば、シンプルで高機能なコスパの良い開閉センサーとして十分に満足できる一台です!
今後、Thread対応センサーが増えていく中で、こういった選択肢は貴重かもしれません。
実際に使ってみた感想などがあれば、ぜひコメントで教えてください!
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