【レビュー】2480円で買えるノイキャン付きワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 6 Lite」使ってみた

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今回は、Redmi Buds 6 Liteという、2480円で購入できるイヤホンを実際に使ってみたのでレビューしていきます。

私が今使っているAirPodsPro2と比較していきます。

1. 質感と形状

まず、ぱっと見た時の質感は、2480円とは思えないよくできた質感です。
ケースの蓋に隙間があるのが若干きになりますが、、まぁ2480円ですから!

ケース自体はシンプルなデザインですが、AirPods Pro 2と比べるとやや大きめ。
充電端子はUSB Type-Cです。

イヤホン本体は、私の耳には少し大きくて密閉感がやや弱い感じ。
ぱっと見は同じような形ですがこうして比べてみるとRedmi Buds 6 Liteの方がぷっくりまるまるしています。

耳にフィットするかどうかは個人差があるので、ここは好みが分かれるポイントかもしれませんね。

2. 初期設定

設定は非常にシンプル。普通にスマホのBluetoothでペアリングすればOKです。

アプリもダウンロードする必要があります。

ペアリング後は、専用アプリを使って細かい設定ができるようになります。
アプリを開くと、ノイズキャンセリングやジェスチャー設定などが表示され、自分好みにカスタマイズできます。

初期起動時はウィザードがあります。

3. アプリで設定できること

ノイズキャンセリングの切り替え

「ノイズキャンセリング」、「外音取り込み」、「オフ」の3つをワンタップで切り替え可能

ジェスチャー

イヤホンの付け根部分をタップすることで、操作ができます。1回、2回、3回タップ、長押しといった動作に機能を割り当てられるので、左右で最大8つの操作を設定可能。自分の使い方に合わせて操作感をカスタマイズできるのがポイントです!

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イコライザ機能

音質の調整ができるイコライザ機能も搭載。プリセットとして、「標準」「高音強化」「低音強化」「音声増幅」「カスタム」が選べます。カスタムでは細かく調整できるので、自分好みのサウンドに仕上げることが可能です。

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その他の設定

さらに、イヤホンの名前を変えるなど、細かいカスタマイズもできる点が嬉しいですね。

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4. イヤホンを探す機能

アプリを使ってイヤホンから音を鳴らし、紛失時に探すことができます
ただし、Bluetooth接続が必要なので、片耳を落とした瞬間にすぐ探すくらいの用途が現実的かもしれません。

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5. アップデートにはXiaomiアカウントが必要

ファームウェアのアップデートには、Xiaomiアカウントでのログインが必須です。

少し手間に感じるかもしれませんが、アップデートで性能が向上する可能性があるのでしっかり準備しておきましょう。

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6. ノイキャンと外音取り込みはおまけ程度

個人的な感覚でいうと、ノイズキャンセリング機能はAirPods Pro 2に比べると1/4程度の性能です。
公式では40dBまでキャンセルできると謳っていますが、キャンセリングできる音量に関しては部屋の中の音(エアコン、除湿機、サーキュレーター)程度なのでわかりませんが、キャンセリングできる周波数の幅が狭い感じです。

エアコンや除湿機の音など低音部分の一部は消せるものの、逆に高音が目立ってしまい不快に感じる音が残ってしまうことも。

外音取り込みも、「外の音を拾ってます感」が強く、あくまでおまけ程度といった印象です。

7. 音楽を聴くなら十分満足

音質に関しては、十分満足できるレベルです。同価格帯の無名メーカーイヤホン買うくらいならこれにしとけ!ってくらい。

高価なイヤホンにありがちなスカスカ感やこもった感じもほとんどなく、特にボーカルが前に出てくる感じがしました。

イコライザで「高音強化」に設定すると、さらにクリアな音質になり、音楽を楽しむことができました。

また、音楽を再生している時の方が、ノイズキャンセリングの効果を実感しやすいですね。

8. 気になったところ

アプリと接続する際にイヤホンをケースに入れた状態じゃないと認識しない。

いろいろ触ってて気になったのが、イヤホンしたままアプリを起動するとイヤホンを認識してくれない点です。

イヤホンはスマホに繋がっているのにアプリ側では認識せず、困ってイヤホンをケースにしまったら認識しました。

ん?と思いケースの蓋を開けるとすぐに認識。その後イヤホンを取り出して装着したらそのまま継続して設定ができました。

この辺の挙動は癖があってガジェットに疎い方は詰んでしまいそう。

8. まとめ

ノイキャン機能に過度な期待をして購入するのはおすすめしませんが、初めてのワイヤレスイヤホンや、予備用、ちょっと雑に扱っても気にならないイヤホンとしては、かなり良い選択肢です。

2480円という価格でこのクオリティなら、試してみる価値は十分にあると言えるでしょう。

この程度のノイキャンだったら、こっちのノイキャンなしモデルでもよかったかもなぁ。

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