お勉強用の仮想環境を構築したり、壊れても支障のない環境がほしかったので新たにPCを購入しました。
なるべく安く、なるべく高スペック、なるべく小さく。できれば有名メーカー製。
LAN内サーバー風に運用したいのでデスクトップPCがいい。
そんな都合のいいPCないかなぁと探していたところ 。。
ありました。Lenovo の ThinkCentre m75q tiny gen2。
ThinkCentreとは
ThinkCentreはLenovoのデスクトップPCブランドで「Tiny」が付くと小型PCシリーズになります。
Lenovo公式サイトで購入可能です。
CTO(Custom To Order)なので予算とスペックのバランスをある程度調整することができます。
ただし、 LenovoのCTOは納期が数週間から数ヶ月と長いものが多いので、すぐに欲しい方は固定構成のものや別メーカーの物を選択した方が良いと思います。
私の場合は注文から2営業日以内に発送の固定構成モデルを購入しました。
スペック
私が購入したスペックはこちら
項目 | スペック | 補足 |
---|---|---|
OS | Windows10 Pro | Windows11へ無料アップグレードあり |
CPU | ADM Ryzen 5 PRO 5650GE | 6コア12スレッド |
メモリ | 8GB(DDR4-3200) | 購入後に増設予定 |
ストレージ | 256GB(NVMe SSD) | 購入後に換装予定 |
Wi-Fi6やらBluetoothはもちろん付いていてお値段が
¥73,590
Zen3アーキテクチャでIntelだと第10世代のCorei9に匹敵する性能でこのお値段。Lenovo恐るべし。。
お遊び&勉強用だったらもっとCPUスペックは低くて良かったのですがすぐに欲しかったので最短納期の構成を購入しました。
値段は時期によって異なり、セールや型落ちになるともっと安くなると思います。
ちょっとスペック落とすと4万円台で買えるものも。。
見た目
ざっと見た目もご紹介
同梱物
まずは同梱物から。
付属でついてくるキーボードとして打鍵感も悪くなく、打ちやすそう。
LenovoのThinkシリーズはキーボードに定評がある(IBMのおかげ)のでたくさんキーを叩く人でも
このキーボードでも十分打ち込めると思います。
私はリモートアクセスで利用するし、US配列信者なので使う予定がないので袋からも出しません。
① スタンド
PC本体を縦置きする時に必要なスタンド。
変わったギミックもなく、ただPCが縦にハマる用になっているだけ。
カチッとはまるわけでもないので無いよりはマシ程度。
② ACアダプタ
65W出力のACアダプタ。
PCとの接続端子はType-CではなくLenovo独自規格の端子です。
ThinkPadで採用されている端子と同様で四角いのでUSB-A端子と間違えます。
③ マウス
ただの3ボタンマウスです。可もなく不可もなく。
有線マウスは有事の際に備えて1つはもっておきましょう。
④ Wi-Fi外部アンテナ
本体にあるWi-Fiアンテナ用の端子にくっつけるアンテナです。
Wi-Fiを使う場合はつけた方がいいでしょう。
私は有線LANしか使う予定がないので使いません。
本体
開封
まずは封印をとってあげます。
天面
天面はRyzenシール以外何もなくシンプルで良い。
前面
前面はイヤホンジャック、USB Type-AとType-Cが1つづつ。
USB Type-AはUSB 3.1 Gen2対応で10Gbpsまで対応しています。
USB Type-CはUSB 3.1 Gen1対応で5Gbpsまでとなります。
Type-Cの時代になりつつある中、の方が遅いのは改善してほしいところですね。AとC、スペック逆が良かった。
一番右は電源ボタンです。
背面
背面にはインタフェース盛りだくさん。これだけあれば端子に困ることも少ないのではないでしょうか。
- 電源
- DisplayPort
- USB Type-A(3.1 Gen1)
- HDMI
- USB Type-A(3.1 Gen1)
- USB Type-A(2.0)
- USB Type-A(2.0)
- 有線LAN(1Gbps)
- Wi-Fi外部アンテナ端子
おすすめは最小構成であとから増設
カスタムモデルの場合、色々盛りたくなりますが、メモリとストレージだけはおすすめしません。
このPC、小さいのに拡張性にも優れていてメモリとストレージはユーザーでも交換が可能な仕様になっています。
そのためカスタムで指定するより、自身で購入して追加・交換した方が安く済みます。
ネジ1本外すだけでパカッと開くことができ、開けたらすぐにメモリとストレージにアクセスできるので
今までパソコンなんか開けたことない人でも簡単にできます。
Windows Proなら簡単に仮想環境を構築
即納モデルを選んだ時にラッキーだったのは搭載OSがWindows 10 Proだったことです。
Proの利点。それはHyper-Vで気楽に仮想環境を構築できること!
最初はVMware hypervisorでも入れて構築しようとしていたのですが、Hyper-V使えるならこれでいいじゃん。
Windows機としても使えて、仮想環境構築もできる。しかも追加料金なしで。
Hyper-Vを有効化
Hyper-Vを使えるようにするのもめっちゃ簡単。
初期設定後にアップデートしたらWindows11にアップグレードされたのでWindows11での有効化方法となります。
コントロールパネルを開く
タスクバーにある虫眼鏡をクリックして、コントロールパネルを探します。
プログラムと機能を開く
「プログラムと機能」をクリックします。
Windowsの機能を有効化を開く
「Windowsの機能の有効化と無効化」をクリックします。
Hyper-Vを有効化
「Hyper-V」にチェックをいれて、[OK]をクリックします。
再起動をするよう指示が出ますので、再起動を環境するとHyper-Vが利用可能になります。
Hyper-Vマネージャー
Hyper-Vの操作は「Hyper-Vマネージャー」を利用します。
コントロールパネル同様、虫眼鏡から検索すると出てきます。
仮想環境があれば思いついた時にすぐ試せる
メイン機ではないPCで仮想環境を構築できる状態にすることで、思いついたこと、試してみたくなったことがあった時にすぐ試すことができます。
これでスキルを磨いて生活が豊かになるといいなぁ。
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