ふと「久々にUbuntu触りたいな〜」という気分になり、何かいいおもちゃはないかと探していたところ、このMINIX N150-Aeroに出会いました。
MINIX NEO N150-Aeroを購入したきっかけ
- 久々にUbuntuで遊びたくなった
- 意味もなくローカルDNS立てたりVPN立てたり、Linuxでの環境構築ごっこがしたい
- 飽きたらWindows PCとしても使える
- クーポン適用でなんと23,000円台!
- 見た目も他のミニPCよりスマートでスタイリッシュ
最近のミニPCは中華系が多いですが、この機種はビジュアル的にも気になったのでポチッってしまいました。
MINIXというメーカーについて
MINIXは香港の会社で、主にミニPCやAndroid TV Boxを中心に製品展開しているようです。
ChatGPTによると、以前から教育機関向けや業務用にも採用されている実績があるそうですが、詳細は正直あまりわかりません。
Amazonではいくつかの機種が出ていて、わりと高評価なのも購入の後押しになりました。
開封
余談ですが最近は開封の儀って言わなくなりましたね。
外箱と冊子
箱はしっかりしていて、第一印象はかなり良好。
裏面にはスペック表も記載されており、情報もきちんとしています。
梱包も丁寧で、安物感はまったくなし。
冊子は英語オンリーですが、図解もあるので困ることはなさそう。
付属品
- HDMIケーブル
- ACアダプター(各国対応プラグ付き)
- VESAマウント一式
HDMIケーブルが付属しているのは地味に嬉しいポイント。
ACアダプターは12V-3A仕様で、各国のコンセント形状に対応したプラグが同梱。
ただし、PSEマークなし…。PSE付きの同等アダプタ探さないといけないのかな。
ここはやはり「中華ミニPCあるある」ですね。正直ちょっと不安。
VESAマウントもついてるので、モニター裏に取り付ける用途にもバッチリ対応してくれます。
本体チェック
筐体はプラスチックですが、マット仕上げで高級感があります。バリやチープさもなく好印象。
そしてなんと!さすがにPC本体にはPSEマーク&技適マーク付き!ここは一安心。
電源ON!そして謎のポップアップ
Windows初期設定中に、突如「ユーザーOOBEで管理者特権のオブジェクトサーバーを作成する」という謎のポップアップが登場。
発行元:不明。うーん、怪しすぎる。
OOBEとは「Out-of-Box Experience」の略で、セットアップ時のプロセスの一部らしいですが、こんなの初めて見たので「いいえ」で拒否。
その後も何度か出てきましたが、無視しました。どうせすぐUbuntu入れる予定だったので。
Windowsライセンスは大丈夫?
中華ミニPCでよくあるのが、Windowsライセンスが非正規だったり、認証が怪しかったりする問題。
ですが、今回はちゃんと「OEM」ライセンスが確認できました。安心!
なぜかドライブがCとDに分かれてる?
ひっさびさに見ました。Dドライブ。
SSDは1枚しか刺さってないので論理ドライブですね。いつの時代だよ。
まぁすぐUbuntu入れるからいいか。
デバイスマネージャーが開けない?
初期設定ウィザードで作成したユーザーだから管理者権限なのに、なぜかデバイスマネージャーが開けないという謎仕様。
スクショ撮り忘れました。
おそらくプリインストールの作業アカウントじゃ無いとダメになってるんだろうと思います。
まぁ、Ubuntu入れるから気にしない(2回目)。
一旦Windowsをクリーンインストール
すぐにUbuntuをインストールしようと思ってましたが、あまりにも怪しい挙動が多かったので一度Windowsのクリーンインストールを実施。
すると、OOBEポップアップも消え、デバイスマネージャーもちゃんと開けるように。
Cドライブだけのシンプルな構成になり、スッキリ。
ちなみに、WindowsライセンスはBIOSに埋め込まれてるタイプらしく、再インストール後も自動で認証されました。
本体内部をチェック
やはりミニPCといえば内部チェックしますよね。密度がかっこいいから。
ゴム足を外してネジを数本外せば、パカッと開きます。
ただし、Wi-FiとBluetoothのアンテナがケース側についているため、勢いよく開けるとケーブルを断線させる危険があるので注意。
中身は以下の通り:
- SSD:HighRel製(初めまして)
- メモリ:Wodposit製(これも初めまして)
- 2.5インチSATAベイあり(追加可能)
余っていた2.5インチHDDを追加しておきました。
元に戻すときは、前面側からはめて、イヤホンジャックの位置をしっかり合わせるのがポイント。
裏側のDisplayPort部分が引っかかるので、ケースを少し広げながら戻します。
Ubuntuとかでログようにディスク追加できていいですね。
HDDだとカリカリ音がするのでSSDの方がおすすめです。
USB PD対応で電源問題も解決!
PSEマークがないACアダプター、使いたくないな…と思っていたところ、ChatGPTに聞いたらなんと「USB PD対応」とのこと!
CNX Softwareという海外の信頼できそうなニュースサイトにその記述がありました。
Amazonには書いてないのはなんで?
参考リンク:CNX Software
試しにAnker製の45W PPS対応USB PDアダプターを接続したところ、しっかり起動。
CPUに高負荷をかけても落ちることなく安定稼働。
これはUSB PD一択ですね。Type-Cポートは1つ埋まっちゃいますが、安全性と安心感には代えられません。
Ubuntuをインストールしてみた
というわけで、さっそくUbuntuをインストール。
インストーラーもスムーズに動作し、NICなどのデバイス認識も問題なし。
無事、Linuxマシンとして稼働開始!さてなにして遊ぼうかな。
まとめ
- 見た目・質感ともに価格以上のクオリティ!
- Windowsを使うならクリーンインストールは必須
- USB PD対応なので安全な電源運用が可能
- 内部もきれいで、拡張性もそこそこアリ
- Ubuntuも問題なく動作、遊べるミニPCとしては大満足!
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